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2005年中盤リリース物統括話 秘蔵写真付き!

2005.11.23

会員の皆様! 約2週間で再登場です!(笑) 短いスパンでのUPに自ら泣き入れながら頑張ってみました(←ま、FCの仕事なんですが・・・)。今回は、会長YUKIに聞く「2005年中盤のリリース物総括話」。2004年クリスマスに会長が取材を兼ねて渡米した際の秘蔵NY写真も盛り沢山でお送りします!
(聞き手:FCJスタッフ、語り手:YUKI)

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FCで目指せ!『ラモーンズ・ファイル』コンプリート版
独占取材:リンダ・ラモーン?!(笑)
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FCJ(以下●):まずは本の取材話を聞かせてください。あの本はどうして今出版される事になったんですか?

YUKI(以下Y):タイミングとしては、映画公開後で、みんながラモーンズに興味を持った時期だったからじゃないかね? ラモーンズの本って日本では殆ど出版されていなかったから、ようやく出たって気がしたよ。

●インタビューしているCJやトミーとは直接話したんですか?

Y:CJとは昨年末に家族旅行でNYに渡米したときに会い、話したよ。取材では通訳さんを通しながらだけど、 CJの場合はラモーンズで来日していた時から、歳も近いので聞いてる音楽の話とかいろんな話とかしてたので、そんな感覚のまんま取材できたかな。CJもトミーも、かなり言葉を選び真面目に答えてくれてたよ。深い質問には言葉につまったりしてる部分も本で読みとれるまんまです。
トミーはその時はもうクリスマス・ホリデイで会えずじまいだったので、NYの通訳さんに頼みました。彼の印象を通訳嬢は「穏和なおじいさん」と言ってましたけど(笑)。やっぱり現場でツアーとか取材とかで人前に出る仕事じゃないと、歳相応の雰囲気にはなるよねぇ。
でも、取材はとても協力的に話してくれてたと言ってました。質問は全部私が考えたので、これまで聞きたかった細かい部分も折り込み、いろいろ聞けたので価値はあった。読んだ人からも良かったとか言ってもらえて嬉しかったです。オノチンとか大野君(ライダース)とか直接電話くれたり会員からやメールもいろんな人からもらい、ありがたかった。ラモーンズ・ファンからの反応が良かったので嬉しかったです。

NYのグラウンド・ゼロを案内するCJ
「肥えたって言われちゃったので遠近法で撮ってね」


●本人に会った印象は?

Y:CJは肥えてた。「これからはやばいよっ」て直接言いましたけど(笑)。痩せてればカッコイイのに。けど、顔赤くして笑ってたよ。

●どんな雰囲気で取材はすすむんですか?

Y:トミーには会えてないけど、CJもアートゥロ・ヴェガもつき合いも長いから、お互いを知っている分「さ、ここからは取材だよ」と仕切り直してスタートし、腹割ってる分スムーズだった。シリアスな部分とかも普通に答えてくれるから、そうゆう部分ではいろいろと聞き出せたと思う。映画の後だし、聞きたい事も沢山あったから。向こうは取材という感じでは話してないかもね。

●質問にはスムーズに答えてくれましたか?

Y:終わってから二人とも「いい質問だった」と言ってました。シビアなのも含めて殆ど、本のまんま。あの本を制作・編集してくれた山口君が内容を編集したりカットしてるわけでもなく、現場の雰囲気がそのまんま文章から味わえる構成にキッチリなってて、私は満足。事実確認以外というか、直された部分もほとんどない。「正直なインタビュー」だったよ。CJに突っ込んだ女の話も、普通は否定するかカットなんだろうけど、笑ってそのままGOで載せてしまったっていうのが、友達感覚取材だったからってところだよね(笑)。

ジョーイが通ってた2ndアベニュー沿いのインド料理店
「イ~ティン チッキン・ビンダル~♪」


●ヴェガとのインタビューはどうでしたか?

Y:ヴェガは話をするのが上手だと思うし、よくラモーンズの事を覚えていて凄いです。ずっと話していても飽きないよ。日本語が話せたらトーク・ショウなんか企画したいところだよ。歌詞に出てくる場所の事とかまでよく覚えていて、もう一度取材したいなぁ。

●メンバーじゃないけど、来日でラモーンズに拘わった関係者の話を聞きに行ってた時の印象はどうでしたか?

Y:これはもうね、私にとって宝の時間でした。みんな素晴らしい人達でした。今回、いろんな人の話を聞かせてもらえたわけだけど、みんなたぶん現場では大変だったはずなんだけど、今ではとても良い思い出という感じで話しをしてくれて本当に興味深かった。初来日のスタジオ・あひるでやった時の話なんてもう衝撃でしょ?(笑)  終わってヒッチハイクでホテルに帰るってありえないよ、ラモーンズなのに(笑)。
それと今回感じたのは、話を聞かせてもらった人達がみんなロックが好きなんだなあ・・・という人達ばかりでそういった部分でも楽しかったな。当時の大変さやまだ売れてないラモーンズをどうにかしようと働く人達、招聘した麻田さんも、当時フォノグラム(現在ポニー・キャニオン)で担当していた諸星さんも、ラモーンズを単なる仕事の思い出という感じてはなく捉えてくれているような雰囲気を持ってて。

ディー・ディー&当時フォノグラムの諸星氏
@ラジオ番組収録中の廊下 in 1980! 貴重!!
諸星さんがFC会員のために特別に提供してくれました。感謝!

諸星さんはこの写真を撮った時に歳をとってもジーンズはいて仕事している自分でいたいなと思ってたらしいんだけど、今「ジーンズはいて仕事出来てて良かった」と言ってました。
その後の来日でも舞台監督のサーシャなんて、ラモーンズ・ファンの人だから「仕事そのものが本当に楽しかった」というのも感じたられた。共通しているのは、今回話しを聞かせて頂いた人が、現在みんな穏やかな雰囲気でラモーンズを好意的に捉えてくれている人達ばかりというのが、また偶然ながら印象的でした。

●他にインタビューしたかった人とかいますか?

Y:うーん。内容は恐いが、リンダ(笑)。まともに答えてもらったら、ヤバイ内容になる事間違いなしなんですけど。面識は何度もあるんだけどね。リンダと話すと善し悪し別で、妙な話もきけちゃって面白い。ジョニーのシャンプーの銘柄とかさ(笑)。まあ、ファンにとってはいいのかなあ・・・微妙。あとは、ラモーンズと関係なく当時のファンジンの編集長とかこれまでラモーンズのライヴ体験者の話とか。あ、そんなのはFCで取材すればいいっすね。やります(笑)。

ジョニーが最初のギターを買った楽器店 『マニーズ』!

あとはねぇ、日本以外だと、ジョニーの母親の話とか聞きたいね。昔こっそりヒミツでFCやってジョニーに相当怒られたそうです(笑)。あと歴代ツアー・ローディーとピンヘット係り。それから、やっぱり昔「ミュージシャンの女達」っていう本が日本で出版されててディー・ディーの当時の妻の話とか掲載されてたんだけど、それ。ヤバイ、ヤバイ。けど、絶対おもしろい(笑)。あとレコーディングとかの事も知りたいから、ダニエル・レイあたり・・・っつーか、これもFCで出来そうだなあ。やります(笑)。

『マニーズ』 店内にラモーンズの写真発見!


●本を開けるとまずカッチンのカラー写真で驚いたんですが。

Y:これ、よく言われるの(笑)。「なんで」って。なんでというか、カッチン本人が目立っちゃってるけど、あれお宝公開のページですから(笑)。でもって、編集の方にきいたところ、いきなり扉になっちゃったのは、カラーのページが沢山なかったのでということだそうです。

●グッズはもっともっといろいろありますよねぇ?

Y:もう、人手も時間も予算も限られた中でやるのはあれで限界でした。どっさりあります。けど、無理。全部を網羅するには3年くらいくださいって感じだね、ラモーンズを始め、たぶんストーンズなんかもそうだろうけど、歴史の長いバンドは大変なんだよねぇ・・。

ラモーンズ・グッズ1:空気人形@ヴェガ宅 FCスタッフもオークションでゲット済み

ラモーンズ・グッズ2:ストリート・サイン@ヴェガ宅 こっそり狙っているFCスタッフがいるとかいないとか…


●ゆきさんの知ってる来日おもしろ話はありますか?

Y:沢山ある。けど、書ききれないので、またこのmembers onlyで来日おもしろ話特集やります。絶対。ひとつだけ懐かしいのを書くと、松本公演で行った長野でCJがタクシーの運転手(もちろん男)に気に入られちゃって「かわいいねぇ、どこ泊まってんの?」とか言い寄られていた事とかね。ゲーセンの話とかいろいろ。はい、やります(笑)。

男性にもモテる?CJ with 日産車 顔がちょっと赤い? Oi!Oi!Oi!


●カタログ・ページとかライターさん達についてはどうですか?

Y:この本はラモーンズ好きのライターが集められて作られた本だけあって、熱心な書きっぷりで私は好きです。変な意味じゃなくてファンジンの延長というか、そうゆう部分もあるから、個人的には仕事で書きました的ライターの書いた本とは違う熱意を感じられるから。山口君も自分でファンジンを出していてそんな活動をしている人なので、そうゆう感覚が生かされた本になったとも思う。  それにラモーンズのHPをやっている人や好きだーと豪語している人達がこうして集まって1冊の形になったのも良かったかな。カタログ部分もまあ、全部は網羅できないから、この本で出来る範疇では私は合格というか、上出来だと思うし、気持ちいい内容なんじゃないの? 事実関係全部チェックしてないので、書かれて無い情報もあるけど、許しちゃう。私は満足してるから。

映画でも話題になった53rd&3rd

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ラモーンズの歌詞&コミックスで英語の学習?!
成果は・・・疲労のみ(涙)
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●次々とラモーンズ・グッズが発売された時期でしたよね。お金が無くなる時期というか。ボックス・セット・・・大変でしたねぇ。はぁ~。

Y:いやぁ、お互いお疲れさまでした。ラモーンズ仕事が来るともうボランティアでも何でもがぜん張り切っちゃうんだけど、後先考えず、お互い仕事もあるのに「やりますっ」と言ってしまうんで、クビしめましたね(苦笑)。予想以上に大変な仕事でした。

●「大変」具合をここで言わないと会員のみんなにはわからないので、喋ってくださいよ、ゆきさん(笑)。

Y:はーい(笑)。私よりkatagiriが一番大変な部分やってましたね。このボックスはアメリカで制作された物を日本で発売するという形だったけど、おまけが豪華だったので、ワーナーさんが日本のユーザーに向けてきちんとやりたいという事になり、いざ制作がスタートしました。

1stアルバム・ジャケットが撮影されたレンガ壁を 鉄格子越しにパシャ!@2ndストリート

最近思うんですけど、なんだか、ラモーンズに関係する日本のレコード会社の人達はみんな凄く協力的でありがたいね。昔はレコード会社も無かったけど、今は好きでやってくれる人が担当者さんだったりとかで、なんかありがたいなあ。  で、このボックスもコミックスを日本語で読めるようにしようとか、日本のオリジナリティを出そうとジェット・ボーイズのオノチンに特別に来日公演イラストを描いてもらったりと、手を加える事になった。そうゆう提案や作業を受け持った形だね。それと、英語のラモーンズ・フレーバーの漫画を日本語に訳すことの難しいこと。曲のニュアンスや、いかにもジョーイっぽいとかジョニーっぽい言い回しの英語の単語をいかに日本語にするとかセリフが歌詞になってる部分を日本語のクールないい方に変換するとか、単に辞書で調べる以外の微妙な言い回しを探すのに苦労しました。

1stアルバム裏ジャケ イーグルのバックルは
ヴェガ氏がこのアーミー・ショップ 『カウフマン』 で購入

例えばラモーンズの歌詞を知らない人が訳だけすると、グリーン・デイを「緑の日」と訳してしまうのと同じでめちゃくちゃになってしまう、などニュアンスを伝える部分になんだか特に苦労しましたねぇ。katagiriはあの量の対訳もやったしで、へとへとだったよね。あとは、漫画に全部日本語の吹き出しを入れるウェブの作業も大変。ウェブ・デザイナーの香ちゃんや担当さんが毎日頑張ってたね。毎日英語の宿題やってるみたいで大変だらけ(笑)。

●あー、思い出しました。帰宅して23時頃からラモーンズ仕事のスタートという日々でした。ゆきさん、オノチンさんを脅してイラスト描かせたっていう噂は本当ですか(笑)?

Y:どこで噂になっているんでしょうか?(笑) っつーか、あなたたちが噂流してるんじゃないの? オノチンと。ちゃんと「よろしくお願いします」って頼みました、丁寧に。けど締め切り遅れたからちょっとドついた(笑)。

南米ラモーンズ・ファン制作の短編アニメ
『Go Go Johnny Kill!』


●・・・「ちょっと」って(笑)。まあ、いいです。でもイラスト最高でしたね。

Y:うん。最高。あの仕事もラモーンズ好きなオノチンならではの仕事っぷり。「参加できて光栄 !!」って言ってくれてたしね。

●しかしあのコミックスはどうなんでしょう? 絵がひどいのもあったし・・・。

Y:あった。けど、もうしょうがないじゃん? 日本は漫画王国だからさ、クオリティーの高い漫画沢山見てるから、あちらの漫画はちょっとね。日本があのコミックス作ったら、もっとカッコイイのになってるのは間違いないけど、仕方ないし。けど、オノチン曰く「一見、いい加減に見えるイラストも描くと結構難しい」のもあるらしいよ。

Go Go Johnny Cool!


●「実話」を売りにしてたけど、今いち実話もエキサイティングじゃないっつーか、『RAW』でもわかるように、もっとヤバイ話ありましたよねぇ?

Y:それを描いたらヤバイとかクレームも出たのかもしれないし、よくわかんないけど、おもしろい話は沢山あった上に「何これ?」みたいな実話もあったね。あの実話はさらに暴きたいと思うので、次回のmembers onlyではボックス・コミックスの漫画実話を全部斬ってみたいと思います。ついでにもっとリアリティーのある実話も「もう」時効ってことで暴露しちゃお(笑)。

夜のCBGB おやすみ♪

<END>
2005.11.23

テキスト&写真 : 畔柳ユキ / Ramones Fan Club Japan ©RAMONES FAN CLUB JAPAN
ALL TEXT & Photos by ©yuki kuroyanagi & ©RAMONES FAN CLUB JAPAN
記事及び写真の無断転載を固くお断りいたします。

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